ドッグフードを食べているワンちゃんにとって、それは彼らの体の全てを作る大事なものですね。
でもその原材料について、しっかり把握している飼い主さんは少ないと思います。
「ドッグフードは安心な完全食だから、それさえ与えていれば安心だ。」と誰もがいつの間にか信じていたのです。
 
人間は自分や家族の食事の選ぶとき、それは何から出来ているのか、そこにどんな添加物が加えられているのか確認します。何故それをいままで愛するワンちゃんにしてあげなかったのでしょう?
ひとつの理由は「見ても良くわからない」からです。ドックフードの原材料の欄には人間の食品では目にしないものが並んでいます。だからこそ、ひとつひとつ確かめて、知ってあげて欲しいのです。
 
さて、まず手元にあなたのワンちゃんのドックフードを持ってきてください。
まず最初に何が書いてありますか?原材料は使われている重量の多いものから記載されています。主食が肉類のワンちゃんのはずなのに一番上にとうもろこし等の穀物が書いてありはしませんか?とうもろこしや小麦は植物性たんぱく質で消化吸収が悪い上に必須アミノ酸のバランスが良くありません。
肉類が一番上に来ていても、2番目、3番目と穀物が続いていたらこれも良くありません。それらを足したら肉類の量を超えてしまう可能性が高いからです。
 
一番危険なのはダイエット用やシニア用のフードを食べているワンちゃん達です。
これらのフードはカロリーを減らすために脂肪を低くしてあります。しかしそれと一緒にたんぱく質も極端に減っていませんか?
たんぱく質を減らす必要はまったくないのです。むしろ腎臓の能力が低下する老犬には質の良いたんぱく質を与える必要 があります。
ダイエットが必要なワンちゃんにも、あまりダイエット用フードを与え続けることは腎臓に負担をかけるため、お薦めできません。
 
そして次に添加物を見てください。人間には使用されないエトキシキンやBHAなどの添加物が入ってはいませんか?
ドッグフードには明確な原材料や添加物の表示義務はないのでもし書いてなくても、面倒でも問い合わせるなどして、是非調べて見てください。
問合せ先が書いてない?・・・・そ、それは・・・。


実際のところ、原材料に肉類が一番多く使われているフードを見つけることですら、近所のスーパーや普通のペットショップでは、かなり困難です。
「無添加ナチュラル系フード」と称されるものを扱うお店なら、危険な添加物がなく、質の良いたんぱく質が使われているものもあるでしょう。そういったものはえてして高価です。でもあなたのワンちゃんが一生、口にするものだと思えば、それぐ らいの出費は致し方ないでしょう。それ以上の恩恵をあなたに与えてくれているのですから!
しかしそういった商品でも記載されていない何かが使われている場合もあります。結局のところ、発売元の良心を信じるしかないのです。
 
ドッグフードの選び方

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