添加物について
普通の肉類は常温で放置すればすぐに腐ります。しかしドッグフードは数日どころではなく、数ヶ月もカビひとつはえることなく保管できるものです。
何故そんなことが可能なのか、疑問に思ったことはありませんか?
 
ドッグフードは肉や穀類から作られたものです。それらの脂質は空気に触れると酸化します。ですから酸化防止剤などの添加物がたくさんが含まれていることが多いのです。

酸化防止剤の他に、防腐剤、防虫剤、防カビ剤、着色料、人工香料などが含まれている事があります。最近のワンちゃんの成人病やガンの急増の原因にはこれらの添加物が関係しているのではないかといわれ始めています。 ここではドックフードによく使われている(表示は無くても)代表的な添加物とその怖さを紹介しておきます。

★ エトキシキン・・・酸化防止剤として使われていますが、ダイオキシン系の化学合成添加物で、その毒性から人間の食物に添加することは禁止されています。動物実験では発ガン性が報告されています。

★ BHA・・・これも酸化防止剤として使われています。ラットの実験では発ガン性、歩行障害、呼吸困難、消化器官の出血などが報告されているそうです。人間の食用には禁止されています。

★ BHT・・・これも酸化防止剤として使われています。日本ではガムなどに一部使用が認めれれていますが、アメリカでは発ガン性の疑いがある、といわれています。またBHTと亜硝酸ナトリウムが一緒になると、紫外線下で非常に生理毒性の強い物質に変化します。

★ 亜硝酸ナトリウム・・・殺菌剤や発色剤としておやつに添加されています。胃などにおいてアミノ酸であるアミン類と反応して発ガン性のあるニトロソアミンに変化します。
 
そのほかにも着色料(ワンちゃんに必要はない)や、うまみ成分(食いつきを良くする為)など様々なものが添加されています。見た目や食いつきのよさでフードを選ばないで下さい。
たとえそれぞれの添加物に毒性はなくても、それらが結合して何らかの害を及ぼしたり、何世代も食べ続けることによっての影響はわからないというのが現状です。
安全性がわからないものは食べさせない。それが賢明な選択だと思います。

ビタミンCやEなどの酸化防止剤は安全ですが、強力ではありませんので保存には十分注意してください。また「ナチュラル系」でも「天然素材使用」でも、ドックフードは加工品です。
加熱し加工して出来上がったそれは決してもう、「ナチュラル」ではないのです。

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